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例会・校正者勉強会・一日勉強会・校正メモの内容をまとめた会報版を掲載します。

例  会

1月19日(月)、アイーナ5階501会議室において、岩手音声訳の会新年会を行いました。
 大坊所長をはじめ4名が参加しま。大坊所長より日頃の感謝と労いのお言葉をいただき、 
 野崎会長からは今後の更なる発展が語られました。


 新年おめでとうございます

みなさまも、それぞれに良い年をお迎えのことと思います。

今日はセンターからも大坊所長、田村さん、齋藤さんにもご出席いただき皆さまとともに、新しい年への素晴らしい幕開けとなる時間を過ごしていただきたいと思います。

昨年暮れには、緑綬褒章を受章された鎌田恭子さんをはじめ表彰を受けられた5人の方とともに、お祝いの席を設けることができました。鎌田さんの活動の歴史をご紹介するにあたり、事前に会の資料を振り返りましたら、会としてのさまざまな企画を目にしました。

50年以上にわたって会が続いてきているのも、いつの時代も読むこと、学ぶこと、伝えることが好きなみなさんが集まって、日々研鑚を重ねているからこそと実感しました。その研鑚が、より良い録音図書として利用者さんの手にわたってきているのだと思います。

今年もセンターのご協力をいただきながら、皆様とともに研鑚を続けていければ幸いです。

では、皆様にとって健康で、ご活躍できる1年になります事を祈念して、新年のあいさつといたします。

  全体学習・群読 


今年も、心ひとつに良い声を響かせましょう!新年にふさわしく3つの群読に取り組みました。


一つ目は、万葉集より大伴家持の「新しき 年の始めの 初春の 今日降る雪の いや(しけ)吉事(よごと)」。「新しい年の始まりの、この初春に降る雪のように、良いことがますます重なりますように」という和歌。


二つ目は、この日の雪に因んで、金子みすゞの「淡雪」。


三つ目は「ピンチはチャンスに」岩手音声訳の会バージョン。日頃活動していく上で各自が経験している事柄が入っており、身に積まされることが面白く織り込まれていました。みなさんの声がどんどん重なり、心がひとつになっていく感覚を味わいました。大坊所長と田村さんの優しい声に励まされながら、音訳で出合う「ピンチ」をチャンスに変えてがんばろうと声を揃えました。


声の足し算や、追いかけ読みなど群読ならではの読みも、少しの練習でばっちり声が揃うのは、さすが普段の研鑚の賜物です。



 新年会

 休憩をはさみ、次は新年会です。3人の年女の方々の「かんぱい!」ではじまりました。

今年の新会員のうち2名が出席してくれました。自己紹介のあと二つのゲームをしました。会ならではの「早口言葉競争」それから「ボール運びリレー」です。お二人のアイデアたっぷりのゲーム運びに、みなさん大盛り上がりでした。

  最後はビンゴ大会!


リーチになったら「リーチ!」と言って立ってもらい、ビンゴになるのを待つのですが、最後の方は立ったまま終わったかたも多くいて惜しくも涙をのみました。景品は20位まで。1位は阿部さん。今年も幸先がいいですね!
大雪に見舞われ、足元の悪い中、たくさんの会員の方々に参加していただき、今年も益々いい活動ができそうです。


 
 
校正者勉強会

*全体学習

1月13日(火)の全体学習は「みなさんから」でした。今回は、グループではなく全体で(出席者もいつもより少なかったので)一人ずつ日頃疑問に思っていることなどを話してもらい、それについてみなさんから意見を出していただきました。

○ルビの付いた語句の読み 例:「April(エイプリル) fool(フール)」、「漆黒(ブラック)(スター)

 ⇒「エイプリルフール」、「ブラックスター」だけでもよい。

その際、「元の語も読んでください」と指摘する必要はない。

 ⇒「エイプリルフール/エーピーアールアイエル エフオーオーエル」、「ブラックスター/シッコクノホシ」と両方読むのは、1回目だけでよい。

○原本奥付の「無断複製」のアクセント

  ⇒ムダン・フクセー 0-0   ムダンフクセー 4                    

「無断複製等」ムダン・フクセートー 0-5 ムダンフクセー・トー 4-1 どちらもOK

   ムダン・フクセー・トー 0-3-1 のようなアクセントは変だが、基本は拾う必要はない。

○ゲームの攻略本の内容が全く分からず、誤読だけを拾っている。


  ⇒校正も修正確認もそれでよい。音訳者も同じだと思う。

〇「あーーーー」「ああああああ」「あぁぁぁぁ」の読みの違いの見分け方
 ⇒「あ」の数を数える必要はない。数が合わなくても指摘しない。
 1ページ全体に「あああああ」と書かれた本があったが、その時は「あが1ページ全体にあります」と読んだ。



○何人かの会話の場面で

  「       」「       」「       」と続いている場合


  ⇒間をとる? 「無言」と読む?


    この処理の仕方は、2月の全体学習「処理」で確認することにしました。 


○会話文の「?」「!」の読み方(「ウ」と読んだら声が大きいと指摘された)


  ⇒声の大きさや高い低いではなく、読まなくてもよい。


   音訳者が創作をしてはいけない。


   記号を「疑問符」「感嘆符」と読むこともあるが、音訳者の判断。

○「PC」などアルファベット表記の略字の読み

⇒PC:パソコン、または ピーシー だけでもよい。


よく耳にする略字(FIFA「フィファ」など)はそのまま読んでよい。


   GSは、ガソリンスタンド?グループサウンズ?


⇒「GS読み方・意味」と検索するとよい。


 


○校正票の判断「△」、「以後注意」の意味は?


⇒この判断で必ず修正する人と絶対修正しない人がいる。


・今回直さないのなら次回は直してください。


   ・どちらの読みでもいいけれど、この読みもあります。ご検討ください。


  判断「×」がついている場合は、修正してはいけません。


 


○イラストや写真などが掲載されているページと読んでいるページが別の場合の校正票への記入の 仕方


  ⇒ページ欄には、読んでいるページのページ数。


原本語句欄には「(○ページイラスト、○ページ写真)・・・・」と記載。


○分冊して読んだ本の「注」の読み方が音訳者によって違っていた(読み方としてはどれも間違ってはいない)。編集で統一するのが大変だった。


  ⇒分冊して読む場合は、読む順番や読み方などをセンターや音訳者間で打ち合わせる。


 


○「来る クル」のアクセント 


 「キタ\」と読んで指摘された。NHKアク辞には「キ\タ」とあった


   が、新明解アク辞には「キタ\」とあった。


  ⇒辞書に載っていればその読みで良い。



○誰でも分かる単語のスペル読みは不要。




○誤読を見つけるのが上手な人は、こまめに漢字を辞書で引いて確認をしている。



○参考文献や索引を拡大コピーしてからルビを付けて、原本に添えられていたのは大変ありがたかった。



以上、たくさんの疑問や思いを話し合うことができました。




*次回の校正者勉強会は、2月9日(月)です。


全体学習は、「処理」です。「荒れ野の40年」お持ちの方は、ご持参ください。


校正メモ

・箱骨りゆうりゆう(箱の字にママとあり):昭和31年「別冊週刊サンケイ」の記事

「ママ」と書いてあることは伝えなければならないので「はこほねりゅーりゅー 箱は原文のまま」と読む

・原敬日記:はらたかしにっき(国立国会図書館他) 原敬記念館は はらけい

CHARACTER INFORMATION:キャラクターインフォメーション のみ読む (登場人物紹介・CHARACTER INFORMATION終わりは不要です)

・前掲書 前掲書は「日本史 松田毅一 川崎桃太訳 中央公論社」:本来であれば前掲書の部分に差し替えて読み込むが直近(2行前など)は前掲書の読みでOK

・漆黒の星(ブラックスター とルビあり):2回目以降は ブラックスターのみでOK

 正し本によっては変わることもあります

・シリーズもの(名探偵コナンなど)のフォルダ名は他のシリーズのものと区別できる書名にするよう

お願いします

・調査票について:未確認の語句は、音訳者は調査票に「未確認」と記入。校正者・突き合わせ者は調査して確認できたものを校正票・調査表に記載する。確認出来なかったもの「調べつかず」と記載します

校正室より

処理の仕方で迷った時はセンターにご相談ください。校正後に直しが大量になってしまう事を防げます。





 



校正票資料


一日勉強会

1月の、一日勉強会は、お休みでした。

(予告) 2月の、一日勉強会は、「レクディアの裏技再び+漢字の説明」です。レクディア操作の便利な機能を復習してみましょう。また、データ送信にお悩みがある方(雑誌等でのやり取りに不安のある方)どうぞご参加ください。

担当は吉津雅子さんです。 13001500 場所 研修室
      

☆今後の予定

 3月の担当は高橋さん 処理のある文章を読む。