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    例会・校正者勉強会・一日勉強会・校正メモの内容をまとめた会報版を掲載します。

例  会

 

例会 全体学習  「符号と注の処理」       学習班担当

 9月の全体学習は「処理」を取り上げたいと考え、「符号と注」の処理を行うことにしました。講師の高橋和子さんには基礎から応用問題まで資料を用意していただき、充実した学習を行うことができました。

〇処理とは

目で見て理解するように作られている原本を音声化する際に、欠落してしまう情報を補うことです。音訳されたものが、もとの内容と変わらないもの(著作権法:同一性保権)であり、かつ最もよく聞き手に理解される方法をとることです。 

〇処理の基準について

(1)処理をする必要があるかどうかを考える。

(2)適切な方法を選択する。

(3)処理の方法  1)音声表現技術による処理   2)音訳者による説明

※ ここでは繰り返し、正しく、わかりやすく、聞きとりやすく伝えることが重要と話されました。

〇符号

何を意味しているかを考え、音訳者は、符号だけで判断をせずに、文章から説明が必要か不要かを判断しましょう。

〇注(注釈)

注は、本文の理解を助けるためにつけられています。

【注の種類】 ・特定の語句の注 ・文全体の注 ・章など全体に付く注 

・出典や参考資料 など

〇注を示す表記、注の語句・文章が記されている場所はさまざまあり、下読みした段階で読み方の方針を決めると良いでしょう。迷ったとき、難しいときはセンターに相談を。

〇注の基本的な読み方

 方法は5つあり、それぞれの方法について例が示されました。

※以上テキスト参照

〇例題をグループ学習

 符号、注とも3つの例題を各グループで話し合い、発表しました。この文で、全体

を考慮して。忠実に、煩雑にならないように。多岐にわたる処理の例が出されました

どれも最初に重要とされた「正しく、わかりやすく、聞きとりやすく伝えること」

が芯になっているなと感じました。活発な意見交換に感動!しました。

 頭がいっぱいという感想もありましたが、もう一度例題を見て、自分ならどうする

と考えてみてはいかがでしょう。

 高橋和子さん、みんなを本気にさせる講習ありがとうございました。

 

次回予定

10月の例会学習は「基本のキ」、

ファイルやフォルダの名前の付け方や、音訳表の書き方など自己流になっていませんか?

また、相談が多かった「?」や「!」の読み方は?養成講習テキストの振り返りも交えて

確認していただきます!(野崎明美さん)

 


 
 
校正者勉強会

 

全体学習

  9月7日(月)の全体学習は「みなさんから」でした。

校正をしていて気付いたり疑問に思ったりしたことや校正をされて気になったことなどについて3グループに分かれて話し合いました。様々な意見や解決策、センターへの要望も出ました。

 

 1「0」の読みについて

  原本奥付で、数字「0」を「ゼロ」と修正して読んでいた。「ゼロ」も可となったのかと不安になった。

  ⇒製作基準では「レー」なので、本センターでは「レー」と読む。

   本文中の「0」は、明らかに「無い」ものは「ゼロ」と読むことになっている。

※音訳の部屋参照

 

2(笑)(泣)などカッコの中が一文字のものの読み方について

  「かっこ」や「とじ」は付けない。

 

 3「注」の読み方

  ・音訳者の読みが上手で、本文中の(注)とその解説をすんなり聴くことが出来た。 ・・・・(注3)・・・。・・・・・・・・。

      →・・・・・チュー・・・。・・・・・・・・。チュー/解説

  ・文末に(注31)と読んで、間をとってから章(節)全体の解説の読みが始まった場合の読みについて。  

   ・・・・(注31)。注21・・・・。注22・・・・。 ⇒詳しくは、例会で。

 

 4 字説や図・表の読みについて

  ・字説:読み手(利用者さん)に失礼にならない説明に。

  ・図・表:音訳者の読みを優先しているが、数値の間違いやもっと端的に説明できると思ったときは指摘する。

 

 5 俳句や短歌の読み方について

  ・俳句は五七五で切って読まれていると聞きやすいが、啄木のものは書いてある通りに読むのが正解。

  ・くどうれいんさんは、どちらでもよいとおっしゃっていたらしい。

 

 6 参考文献の外国語の読みについて

   校正者がある程度専門性があるときなど、どこまでをチェックすればよいか迷う。

「分からない部分 参考文献」などと検索するとカナ表示が出ることがある。

 

 7 ファイルの長さについて

   5分程度の短いファイルが沢山あった。

   校正票の数が多くなり、校正票を作るのが大変。

   切りどころが変でなければ20分にこだわらなくて良いと思う。

 

 8 修正について

  ・「要修正○」になっていても修正していない場合がある。

・読んだはずの一文が消えていたことがある。聞き返しが大事。

・「~に聞こえます」と指摘されるが、そう読んでいるつもりはない。

   ⇒1校・2校・突合わせの三者がそう聞こえたと言うときは諦めて直してほしい。

    

 9 その他

  ・校正以外で気付いたことがあるとき(ファイル名の書き方、ファイルが重複している等)は、校正票の通信欄にその旨を記入する。

  ・絵本の表紙絵の説明(センター指示)が他の絵と区別する文言が欲しいと校正票に書いた。「表紙絵」「表紙絵終わり」など。

  

10 センターへの要望

   処理の仕方等、音訳者への指示は、校正者にも伝えてほしい。

ex.絵本の表紙の説明の仕方

原本内のマンガを読む、読まない。

 

 

次回の校正者勉強会は、10月13日(火)です。

 全体学習は、「校正してみよう」です。

 

校正票資料


校正メモ

校正者勉強会より

〈読み方・意味〉

 方一尺五寸・・・・ほー いっしゃく ごすん  

「方」は上下左右の直線で組み立てた四角のこと。正方形、長方形の「方」

 いすかの嘴に・・・いすかのはしに 6   大辞林

          ことわざ:物事が食い違って思い通りにならないこと 

 vlog・・・・・・・ぶいろぐ  ビデオブログのこと   ※blog(ぶろぐ)は weblogの略

 


一日勉強会         (講師 吉津雅子さん)      

9月1日の勉強会

今回は表とグラフを読んでみる、ということで7名の参加がありました。

始めに表とグラフの基本を確認し、様々な表とグラフを読みあいました。

表は縦横どちらの項目を基準にするかで違ってきます。2通りの読み方でどちらが理解しやすいかを考えました。利用者がどんな情報を欲しているかを考えながら読むことが大切だと感じました。

グラフは、全ての数値を読む必要がない場合もあります。本文との関連、グラフの役割を考えてどの程度詳しく読むか判断は難しいでしょう。

他の方のいろいろな読みを聞くことで今後の参考になればと思いました。

 

次回10月1日の担当は小松美奈子さん、アクセントの基本と聞き取りです。

※  11月1日は髙橋和子さんです。