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例会・校正者勉強会・一日勉強会・校正メモの内容をまとめた会報版を掲載します。

例会より          

今月は例会はお休みでしたので、ブロック研の報告を掲載します。

 
9月18日()・19日() 

東北・新潟・北海道ブロック点字図書館等連絡協議会が

開催されました
 

160名を超える参加者がそれぞれの部会に分かれ研修しました。

【1日目】9月18日()

  第一部会 「聞いて描ける音訳―漫画・写真・絵」

            講師 音訳指導者 髙橋 久美子 氏

  第二部会 「観て、聞いて、作って楽しい“シネマ・デイジー”」

            講師 日本点字図書館 藤沢 典子 氏

  情報交換会

【2日目】9月19日() 

部会報告 第一部会 髙 橋 和子さん

          第二部会 栗生澤 淑子さん 

講 演 会  「だから岩手はやめられない!~声に出して伝えたい

        イーハトーブの魅力と奥深さ~」

           講師 元岩手めんこいテレビアナウンサー 落合 昭彦 氏

 

 

  音訳第一部会 部会報告

「聞いて描ける音訳―漫画・写真・絵」のテーマで、高橋久美子先生に講義していただきました。参加者は、事前にだされた漫画・写真・絵の3つの課題に取り組んで部会にのぞみました。

はじめに、音訳の概論について。聴いてわかりやすい読みとは、マニュアルを基本としつつ、そこにこだわりすぎない読みを目指しましょうといったお話がありました。また、処理には「絶対これ」というものはないので、色々な人の説明文をたくさん聞いてみましょうといったこともお話しされました。

次に、3つの課題それぞれにつき数人の方に説明文を読んでもらい、一人ずつ先生から丁寧なご指導をいただきました。読みの基本として、ピッチ、アクセント、意味のまとまりで読む、内容を理解するための間を大切に、など細かくご指導をいただきました。また、視覚的なものを伝える際のポイントとして、聞く人が違和感のないような言葉選びや、頭の中で想像できるような文章を心がけるといったことを、課題を通して教えていただきました。特に、漫画では、セリフの展開だけで理解できる場面が多いので、コマ番号や「次」といった文言がなくても伝わる、登場人物の会話のキャッチボールが聞き取れる読みを意識する、といったお話は新鮮でした。

先生には、質問や課題について一つ一つ丁寧にご指導いただきました。これからの音訳活動の参考にさせていただきたいと思います。ありがとうございました。

※ブロック研の詳細は10月の校正者勉強会・例会で報告します。

 

② 情報交換会

いろいろな地域の方々と話をしたり、滝沢の“大沢さんさ踊り”の方々の迫力ある踊りに感動したり・・・あっという間の時間でした。


  講演会

「岩手言葉」を大切に想ってくださる落合さん。たくさんの想いを語ってくださいまし  た。

 

 

 

校正者勉強会より

今月の校正者勉強会はお休みでした 

校正票資料はこちら!




一日勉強会 (担当 野崎明美さん)       

9月1日勉強会報告

 今月は、久しぶりに読みの基本。今回は、滑舌練習をしてから始めました。題材にしたのは「竜の医師団」。竜の動向により国の存亡が左右されるという、異世界青春医療ファンタジーです。音声訳をしていなかったら、出会うことのない本かも。スピード感あふれる場面を、どんなスピードで読めば良いか、皆さんで読みあいました。1行目の「急ぐわよ!」は、緊迫した場面にふさわしいスピードで読みたいものです。が、すべてを高速で読むのは違うし…。緩急のメリハリと、出だしの発音、文末の発音にも気を配ってみると、より場面にふさわしい読みができました。

 *次回予告 

  10月1日の担当は小松美奈子さんです。是非ご参加下さい。

校正メモ
 今月の校正メモはお休みです

 

 

 
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